新大久保の東急ホテル
東京最大のコリアンタウンにして「韓流の聖地」新大久保。新宿方面にからきし疎い私メには訪れる機会の少ないエリアである。今年の夏、いわゆるひとつの韓流ショップにようやく足を踏み入れたのだが、大江戸線・東新宿周辺をウロウロしただけなので、JR新大久保駅および大久保駅周辺と職安通りの関係がイマイチよくわからない。
ところが過日ここで韓国の方とお会いすることになり、待ち合わせ場所の相談をしたところ、「2時間後に新大久保のトッキッホテ」がいいとのこと。「東急ホテルね、はいわかりました」といって電話を切ってから「はて、新大久保にそのよ~なホテルがあったのだろうか」と疑問に思ってはみたものの、「たぶんそこに泊まっているのであろう」と確認もせず向かった私メはたいそう愚かであった。言うまでもなく、新大久保に東急ホテルは存在しない。東急線沿線じゃないんだから、考えてみれば当然である。しかし外国の方とホテルのロビーで待ち合わせというのは、いかにもよくある話なので、その時点ではホテル以外の選択肢が頭から飛んでいる。「ひょっとしたら職安通りにあるのかも」と歩きまわっているうち、今度は東急ならぬラブホテル街に迷い込んでしまった。うまい具合にお巡りさんがやってきたので道を訊くことができましたが、とんだ韓流オバサンと思われたことだろう(恥ずかし~(^_^;)
さて無事に職安通りにたどり着いたものの、やはりそのよ~な建物は見当たらない。ひょっとして新大久保ではなく渋谷あたりの間違いではないかと疑いつつ、キッパプ屋の可愛いアガシに「このあたりに東急ホテルありますか?」と訊いてみたら、その彼女、呆気にとられたような顔で目の前の黄色い看板を指差すではないか。そこにあったのは、かの安売り王「ドン・キホーテ」!
そう、韓国の方が「ドン・キホーテ」と発音されるとき、その音は限りなく「東急ホテル(トッキュッホテッ)」に近づくのである
しかし、私がその驚愕の事実に気づいたのは、当のご本人と無事出会えた後のことである。この期に及んでもなおホテルを探して周辺をウロウロしていた私メを、向こうが先に発見してくれたからだ。でもねえ、「東急ホテル」と発音したにもかかわらず、キッパプ屋のアガシは迷うことなく「ドン・キホーテ」を指差したのだ。私メが混乱するのも無理からぬことではないでしょうか。まあ、頭っからホテルと信じ込んだ私メが悪いんですが(^_^;)
さてこの日、私メは恐るべき韓国ビジネスの一端を垣間見ることになるのですが、その話はまた後日……
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